コトバ

正論

三つ前の記事の自分へ ちょっと、痛い言葉をつかっているので弱ってる人は自己回避で +++++++++++ さぁ、正論を貴方は聴きたいというの?まっとうな言葉は時に鋭く、貴方を切り裂く さぁ.....傷つく覚悟はあるかしら? 人が他人を本当の意味で理…

白い朝

後頭部を強く打ち付けられるような衝撃と共に、私の感覚は猛スピードで閉じられて行くのがわかる瞬間だった。 真っ当に生きていて、まさか、私がそんな言葉を投げつけられる側になるなんて思いもしていなかったし、想像だってした事がなかった。 白い顔で横…

なんで今更

気づかれないように、さり気なく....。 身を潜めたつもりだった。 貴方の足音。 タバコの薫り。 ポケットに入った小銭とライター。ずっと、避けてた。 貴方を好きな私さえ忘れかけていたのに。 貴方は、私を見つけてしまう。 声をかけないで、気づかない振り…

ありがとう

目が覚めて、隣に温もりがある幸せ。 特別な日の朝。 腕を伸ばして隣にある筈の温もりを探す。 さが.... 居ない!? 勢いよく半身を持ちあげ、向こうの部屋を覗き込むとソファーに白い足が見える。 「起きてたの?」 寝起きの第一声は、掠れて弱々しい。 「…

泳ぐようにー決別の後ー

さっきまで、雨が窓ガラスを勢いよく打っている音がしていたと思うけど、今は小降りになったらしい。どの位時間が経ったのか全く想像ができない。 気がつくと、自宅の部屋で寝ていた。よりを戻す夢を見てしまった。意地悪だから希望を持ってしまう。 あんま…

ラブソング

君は、あの日何も言わなかった。ただ、俺の言葉に頷くだけで 泣きもせず、ただ黙って頷いた。「別れて欲しいんだ」 そう、告げると大きな目を更に大きくして、俺の顔を見た。「ごめん、俺のワガママなんだ」小さく、息を吸うとそのまま息を呑み込みコクンと…

そうか、私の恋は終わったか...。何度も見返したけれど あなたからの年賀状も喪中ハガキも見当たらなかった。ずっと好きで、気持ちを切り離せられないでいた想い。会ったり、電話したり、メールしたり。 そんな事は、あれ以来もあれ以前もないけれど。 年賀…

ゴロゴロと石がお腹の中で蠢いている フラフラと歩を進めるも あっちにこっちにぶつかりながら ぼちゃんと、川におちてしまう 私は何処へ行きたい? 私は何がしたい? 私は....

月の日

空に明る過ぎる月がぽかんと浮かんでいる。 私の行く道を心配そうに照らし、ずっとついてくる。 大丈夫よ。 私は、ちゃんとした道を行くから。 寄道したり、脇道に入っていったりなんてしない。 ただ、私を待っているであろうあの人の所までまっすぐ歩いて行…

だから

だれも わたしなんて みていないからちょっとだけ よそみしてみるみんな おなじところをみてみんな おなじことをする じゃないと ふあんと みんないうけどわたしは おなじほうがふあんみんなと ちがうほうがみたいみんなと ちがうことをしたいみんなに うも…

彼岸花

小さな手 引かれて黄金に 彼岸花 −−−−−−−−−− ん?んー? 難しい 季語を彩り以外でどう表現すればいいでしょう? 彼岸花なんか畏怖の象徴なのになぁ...

心臓の真ん中に今も刺さる言葉が突如疼き、立って居られなくなるコトがある。 眩暈の中で、チカチカとフラッシュが瞬く。 それはいつも前兆もなくやってくる。 グルグルとかき混ぜられている間、私はうまく笑えているだろうか?目の前が、闇と閃光で遮られて…

逢いたい

朝、信号待ちの落とし穴のような時間不意にあなたに逢いたくて 堪らなくなった もう、忘れていたと思っていたのに こめかみが鈍く痛んで 堰き止めていた思い出が あなたの声が あなたの仕草が あなたの香りが 五感を埋め尽くす錯覚 やっぱり 好きなのだと確…

煌めき

ちょっと、暇になるくらい回復したので 書いてみました。 春なので、季節的にも薫さんの御誕生日ものと言いたいんですがどう考えても北山氏がモデルです。 珍しく主人公に名前がありますが 宜しければどうぞ

あたらしく

新しい年が明けようとしている 大切な貴方と一緒にいられる幸せ 大事な時間が積み重なる幸せ グラスを合わせると 明るい音が部屋に響く 「一年間、おつかれさま」 「また、一年間宜しくおねがいします」 遠くに聞こえる鐘の音 雪を運ぶ風の音 一年を惜しむよ…

貴方のため息ひとつで わたしの心は波打ち漣を広げていくそれはとても苦しく にがくそしていたく ほんの少しだけ甘く 痺れる細められたひとみに 息を止めてかきあげられた項に 眩暈を堪えてカラダ全てが 押し寄せられる想いに 翻弄される倒れ込むただあなた…

t.4.2.(F)

すごく、すごく好きな人がいた。その人は、いつもなんだかふざけていて。 いつもなんだか、演じていた。笑っている、明るい自分。 それが、彼が与えようとした彼。 でも、誰もいつも元気一杯なんてあり得ないし、いつも冗談ばかりなんて疲れるに決まってる。…

彼女が「あの人はどうしたの?」 と、必ず聞く。 笑ってしまう。あの人は、どうなんだろう? 私も、今は判らない。 それでも、寄せる想いが静かにくすぶっているのは確かだ。 時々、あの人が夢に出てきては 私は、言うのだ。「大好きです」……と。そのたびに…

光のさす方

眩しさは 闇よりも暗く 闇よりも惑う真っ白に塗り潰された視界は 恐怖にも似た喪失感さえを感じる私のこころが指し示す場所は 目を眩ませる光が刺す方右も左も下も上も なにも分からない宇宙の様な場所で 確かなものは ただ、私だけで 足がある方が下で 頭が…

無題

黒い けれど薄い雲と山際に淡い藍色とあさぎいろとでも言うんだろうか? そんな色が仄かに光となって繊細な彩りを加えている。日は遠に落ちているんだろうけど 辺りはまだまだ明るい。 夏の日は意外と短い。 日が傾き河から流れてくる風は昼間は確かに真夏だ…

ものおもい

風がカーテンを揺らす。 薄暗がりの部屋の中で その気配と微かなシルエットを眺める。 季節は梅雨。 カーテンを揺らした風が湿っているけれどひんやりと心地いい。 あなたは、今どこにいるかしら? 快適なスプリングの上? 独り眠れないリビング? 夜風の中…

チョコレート

甘いそれが 私の舌で溶けるしかくい それは 貴方が私の舌の上にのせたせがむ私に 貴方は その甘い甘い こたえで 逃げてしまうのね

貴方をさがす 何気なく口をつけたコーヒーに書類の右上に書き入れた通し記号に歩く道に落ちる葉に引き出しの隅に落ちていたクリップに 何もかも貴方の影がある私は貴方に こうなるように作り上げられたんだ 尊敬する心 頼るキモチ それは、ずっとずっと時間…

プレゼント

×××××××××××××××××××『おめでとう』 深夜に彼から届いたメールはたったそれだけ。 なんだ、それ。どうせ、くれるなら『お誕生日おめでとう』 くらいにすればいいのに。 嬉しいんだか、がっかりなんだか微妙な気分で 『ありがとう』と、返信する。 すると、今…

金色の絨毯

そういえば、あの日金色の絨毯の上にうずくまって泣いていたあの子。 あの後、どうしたんだろう? フと、窓の外から風に乗って漂ってきた甘い爽やかな香りに窓の顔を上げる。桜も散り始め、金木犀落ち始めた時期だと思うけれど まだ、こんなに強く香るなんて…

フレンチサラダ味をむさぼりながら咳と戦う、羽根はやとです。 アルバムのトラック5とトラック7のイントロの違いが全く判らず ちょっと自信喪失な羽根はやとです 王子の嘔吐下痢がロタが原因だと判明して 車酔いにドキドキしている 羽根はやとです←しつこ…

声が震える

あなたの声が胸の中にずっと残っている 「さようなら」 と、いう言葉とともに。 心が弱ると、時々震えるその声は 私の何かに触れて不意に涙を零させる。 大好きだったあなた。 ずっと、そばにいると決めいていたあなた。 たぶん、愛していたあなた。 空は霞…

ブラックホール

大きな真っ赤な入り口 その奥の道は ただただ 刺激だけを求めている痛み 熱さ 冷たさ 苦しみブラックホールのように とめどなく欲しがるその先には 焦燥感しかなく

それでも

口を噤み 笑顔で 傷ついた気持ちを刃にするなら貰った言葉と体を切り離す為に使って やっぱり きっと うまくいかないしきっと辛いけど 投げつけた刃は砕けて 自らを掠める

ひとふき

ほら気がつくと部屋の角に積もる綿埃のよう アナタへの気持ち ふっ って、一息でキレイにわすれられたらいいのに いつも 大切だと思っていたいのに ほらちょっと、気を抜くとくすんでしまう 鏡の曇りみたい アナタへの気持ち キュッ ってひと拭きで クリアに…