2008-04-08 重く 暗く コトバ 沈む君泥沼のような重い場所に 深く沈む ゆっくりと じれったく 流れゆく時間に 身を任せる事も出来ず ゆっくりと ゆっくりと暗く 深い 重い 底に横たわり忌まわしく輝く外には 爽やかな 柔らかな 暖かな風が流れて居ることが 恐ろしく 悲しく 舞う花びらは 胸の中をざわざわと かき乱し 平穏なんて この世にはないのだと 安らげる場所を 求めてみても赦しては貰えず 誰か 塗り潰して下さいとただ願いただ、忌まわしく そんな 君の手を引いてみても 引き揚げる力はなく 濃度の違う底を 覗き込んで待つしか出来なくて