さくら

桜の花が昨日の家も揺らすような風や雨にも負けず
散らずふんばっています。

まるで、お祖母ちゃんの門出への餞のようです。


父が亡くなった時に
お住職さんが
あの世への旅立ちは
この世での修行を終えたから

だと教えてくれました。


それなら、やっぱりこの桜はお祖母ちゃんの長い長い修行を終えたコトへの餞なんだと思います。


義理の兄が葬儀が終った後に花が残らないと寂しいから
と、旦那くんに
花を買って届けるように言付けていました。



祭壇の花は、亡くなった方からの残っている人達へのプレゼントなんだそうです。


義兄を通して寂しがるだろうご家族に
お祖母ちゃんが少しでも多く
花をお家に飾ってあげようと
思って下さたのかな?
と、今急に思いました。