欲求ふまん?

夢を見ました(初夢は別にみました)


会議が終わって
解散の合図。


喫煙室に向かう彼のスーツの裾を軽く掴み、「空」の会議室に引き込む。

「な、何?」
「いつ、辞めるんですか?」

顔をまともに見れず
俯いたまま、出し抜けに問う。


「何で知ってんの?お前」
少し驚いた声が徐々にとぼけた調子に変わる。
「分かりますよ…誰だって……」
誰だってかは、本当は分からない。
きっと、彼は、上司にしか辞意を伝えて無いはずだから。

「辞めないで下さい」

「何?お前寂しいの?」


彼のちょっとふざけた調子の質問に喉が熱くなってくる。
じっと、何も答えず俯いていると抑えきれずに吹き出す彼。

ムッとして、彼を見ると
「お前……かわいいなぁ。」

目を細めて、口元を綻ばせた彼の顔が目前に迫っていて



目が覚めました。



欲求不満ですよね。
相手の顔は一瞬しか見ていないのでよくわかりませんでした。


しゃべり方は、旦那くんじゃ無かったよ。



あぁ、なんであそこであんなに驚いたりしたんでしょうか?


うーん、小説のネタになるかな?




欲求不満な羽根でした。