放物線

何があっても自分の責任

だって、もう大人だもの




彼女が彼女の心配をしていた

「危ない、何かあってからじゃ遅いよ」

私は言う


何か無いと解らないなら
経験して後悔させればいい。
もう大人なんだから
誰も教えてくれなかった
誰も止めてくれなかった


そんな言い訳は通用しない


自分の身は自分で守るしかない



それが
例え大切だと思っている人だとしても



警告はもうした


それでも
私の言葉が届かなかったのなら



私はゆっくりと瞼を閉じて
成り行きを待つだけ




彼女が彼女を心配する


「友だちなんじゃないの?」



どうかな?

わかんない。



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