事実と現実と真実と

突き刺さるコトバが胸にまた飛来する

まるで風に飛ばされた小さな砂埃が
目に入った時のように
チクリと
それでも、強烈な衝撃をともに

けして無視できず
けして誤魔化せない


あの日、私が撰ばれたのは
それだけ近くにいたから
それ以外にもそれ以上にも理由はなく


ヒ…ゴロ…オ…エ……コロ…タンダ



自分の耳に届いた言葉は鮮明過ぎるくらいに
痛く残っているのに
声が蘇ってはこない


覆い隠すように
肩を掴まれその場からつれていかれる自分




白い箱の中で私だけの時間と音が止まる

もしかしたら、あの日
私は笑っていたかもしれない
それくらいに唐突に投げつけられた言葉


小さな部屋に入れられると
止まったままでいた時間と音が渦巻いて戻ってくる


何度となく反芻した出来事


なくなりはしない事実


竜巻のように突然現れて
去って行った出来事


体中をめちゃくちゃにして去って行った言葉


あの日受け止められなかった引き裂かれる程の想いを
今日また少し受け止められたような気がする


いつか

きっといつか
しっかりと両手を広げて受け止めよう

そして、自分を許そう



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わかった。
やっとわかった


なんでこんなにショックだったのか


完全な濡れ衣だけどそんなのみんな知ってるけど


あの人達にとって私の罪が真実できっと今もそれは変わってないからだ


そうか

そうか

なんか分かったらちょっとスッキリした。
一個ずつだねぇ

何事も