風が冷たい
いつの間にか夏が通り過ぎている
なんで、夏の終わりと言うのは何でもかんでも切なく感じさせてしまうのかしらん?
あの人は今頃
誰と向き合っているかな?
鏡の中の自分
目の前の愛しい人
心の中の恋人
写真に映る仲間
まだ見ぬ夢
それとも、私?
な、わけないか。
あの人と「何か」の隙間に私が入り込む余地なんてあるかな?
あの人を思う気持ちの
1/10000でいいから
届いたらいいのに
届けて下さい
秋の始めの空はひどく高いから
想いを風に乗せたら
きっと
きっと
遠く、遠くに飛ばしてくれるね