変な夢は結構みますが、悪夢はあんまりみません。

もしかしたら、いつも見てる夢がヘンテコ過ぎだから


今までで1番No.1でヘンテコだったのは
葬式の祭壇の前で顎が開かない様に頭に巻かれレースのバンドをつけたまま自分の祭壇の前に座っていて
「よう!」

って、いう夢ですが



今日の夢も、なかなかヘンテコでしたw

ストーリー仕立てにしてみました。
夢なので、設定がよくわからないです。
そして、何も分かってないはずなのに私はどんどん状況を飲み込んでいっている矛盾はスルーで。
そうして、唐突に終わります。
続きは有りません。

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誰かが、何かを企んでいる香りが立ち込めている。

誰が敵か
誰が味方か...。
それさえも分からず、皆お互いを牽制しあっている。


彼女は、そんな中何か情報を得たと
私にこっそりと手紙を渡してきた。

タイミングを見計らって、その手紙を読める場所を探すべく廊下へと出て行く。


ポケットに紙の感触を確かめながら、落とさないよう気をつける。

廊下を曲がると、僅かな通路があり直ぐに行き止まる。
終着点の壁には、ドアがあり10センチほど開いている。
中に誰かがいる気配はないように思う。


人の気配を伺いながら私はそっとドアを開ける。


本棚が並ぶ部屋の中には、簡易ベッドが場所を間借りするように広げられている。

そっと、隙間に身体を滑りこませ鍵をかけると、ポケットから手紙を出す。


「こんなところで何してんの?」


声に反射的に手紙を再びポケットに押し込む。

ゆっくりと、恐る恐る振り返る。


「.............なんだ....。サトシ」
「何、原じゃん」
「こんなところで何してるの?」
「俺の部屋」
「え?ここ?書庫?」
「へ、や!」
「あぁ、部屋ね」
「あいつは?」
「あいつ?」


あいつと言えば、彼しかいないが、まず私が思い浮かべたその人は"あいつ"ではなかった。


「え?別れたの?」
「ううん、仲良しよ」
「ふーん、じゃぁ別に好きな人がいる....とか?」
「..............。」
「ふーん」


「好きな人が居ても、罪じゃないでしょ」
「ま、ね」

何となく気まずい沈黙が二人の間に流れるが、私はあえて黙ってサトシを見つめていると諦めたように彼はため息をもらす。

「ところで、知ってる?情報部が拘束されたって。」
「......!!?」
「知らなかったんだ」



情報部を拘束?

どういうことだろうか?

彼らが、一連の事件を引き起こしていたということ?
それとも、事件を引き起こしていたやつらにとって情報部が邪魔だったという事だろうか?

どちらにしても、彼が無事なのか確かめなければ。
ポケットの中で手紙を握りしめる。
この手紙を読んでから動いた方がいいと、警告している自分がいる。
彼は酷い目にあっていないだろうか。
ここに書かれていることはきっと私にとって重要な事にきまっている。
でも、一刻も早く彼を。
これは情報戦だ、一つでも多くの情報をもっている者が有利なはず。
彼は、信じてくれているはずなのに。
ただ、利用されているだけかもしれない!

理性を振り切るように、私はドアを開ける。
サトシが静止するように、腕を掴むのを払いのける。
「落ち着けよ」
「....落ち着いてる.......。」
「泣いてる」