渇字

スミマセン、オヤジギャグ的な当て字で


ここ数ヶ月、活字に飢えていて
漫画だろうと
小説だろうと
エッセイだろうと読み漁っている感があります。

一週間で
今邑彩
命のパレード 恩田陸
アカペラ 山本文緒
と三冊読了したのは久しぶりです。
どれも、単中編なのですぐ読めちゃうので
要領悪くて、なかなか自分の時間をとれない私にはもってこいでした。


山本文緒さんのアカペラは復帰作ってなってましたが
何かの事情で休筆されてたんでしょうか?

この方は確か「貴方は帰る家がある」で読むようになってるので
何だか薄暗いイメージの日常ありそうでない世界で
劣等感とか葛藤とか諦めとか
そういうのが一番最初にまとわりつくんですが

今回は、どことなく爽やかでした。

やっぱりそういうのはあるんですが

概ね主人公たちが前向きでした。


命のパレードは、恩田陸が好きな人はきっと好きですが
そうじゃないヒトは賛否両論かもしれませんね。

鬼は
ある意味すごいホラーな話が盛りだくさんでした。
表題作の鬼は一番怖くなくて安心して読めたかも

何作か読んだ事があったのでちょっと残念です。