オレオレ詐欺

今日、実家に居るとき
電話がかかってきました。

時間は、多分2時ごろ。


「もしもし”#$%(兄の名前)だけど」
声は全然違うけど、風邪で声が枯れているような感じ
「え?お兄ちゃん?どうしたん?」
「お母さんおる?」
「いや、でかけとるけど」
「あ、出とん?」
「うん、もうすぐ帰ると思うけど。どうしたん。」
「いや、スゴイ熱が出とって」
「え?みんな?」
「うん、また電話するわ」
「うん、分かった。帰ったら電話させるわ」
「ああ、ええよ。こっちからかけるけん」
「うん、わかった。一応帰ったらかけなおすわ」
「うん。ああ。ええよええよ」
「そうなん、気をつけてな。」

と、言って電話を切りました。

この時は、兄からの電話と疑っていなく。
月曜日に義姉と会って、抜歯で前回かなり痛かったから今回の抜歯は
実家にお泊りするんよー。
って話していたので、兄が私が実家に居ることを不思議がらないことにも
疑問にも思わず
熱が出たことも
このGWに義姉が高熱を出していたばかりだし
子どもがいる家庭は、家族が一度にやられることも稀じゃないので
まったく疑っておらず。
熱で苦しんで、電話かけてくるくらいだからケータイのメールは見たら返信しないとって思うかもしえないから
mixiでメッセージ送っておこうかとかおもっていました。


実家から自宅に戻ると
母からでんわが。

「お兄ちゃんの携帯に電話したけど電話してないって。」
「へ?」
「”#$%っていったんじゃろ?でも、だれも熱とか出してないって」
「そうなん?!確かにいったよー。えー・・・気持ち悪い。」
「きもちわるいなぁ・・・」
「まぁ、みんな元気ならいいわぁ・・・よかったよかった」


さっき、姉から
「あんた、”#$%から電話とったんだって?」
「うん」
「ミラクルな電話だったんじゃろ?」
「うん、みらくるだった」
「3時前じゃなかった?」
「んー?たぶん、2時くらい」
「じゃろ?」
「はやとさんって聞かれんかった?」
「あぁ、そういえば聞かれんかった」(兄は妹達をさん付けで呼びます)
「じゃろー。それに、あの人自分のこと電話でわざわざ『”#$%じゃけど』なんて言わんが
 アンタが実家に居ることも不思議がらんかったんじゃろ?」
「あぁ・・・そういえば・・・」
「それ、オレオレ詐欺で。気をつけねぇよ。私も気をつけるけん」

ええーー!!!??
ああぁ、そうか?
そうかも。そうよな?
オレオレ詐欺じゃわ。


怖いなぁ・・・私いっこも疑ってなかったよ・・・。
だまされるところだった・・・。

しかし、熱出してどうやって銀行に行かそうとおもったんじゃろう?
すぐ近くに住んどるけん、病院に行っとっても行った方がはやいしな・・・。

かわいそうだけど、母に取り次げてても”#$%さんはお金は取れなかったでしょうねぇ・・・。


親族初の接触でした・・・。
笑い話ですんでよかったぁ・・・

皆さんもどうぞお気をつけて・・・・